当社でレコードを一枚一枚検品し査定をしてゆく上で、インターネットなどを利用しながら相場を参考にしたりするわけですが、おそらくこの調べ方は一般の方々がレコードについて調べる方法と大して違わないと思います。
レコード専門ショップだと基本的には自社自店の過去の買取履歴などを参照して査定を進めてゆきます。
また、そうしたレコード専門ショップになるとマスターデータが管理されているので、自社自店内だけの履歴を参照するだけで事足りることもあります。
むしろ履歴以外、つまり画面に表示されるデータから外れてリサーチする時間がないことも多いです。
とある専門店などの場合はスピードがかなり重視されていて、例えば1分で1枚を済ませることが要求されたりもすることからわかるように、とても時間にシビアな中で査定を進めているのが現状です。
当社では査定の速度も大事なのですが、それよりは正確さに比重を置いて査定を進めています。
ひとえにレコードの買取といっても、一枚ずつ状態が異なっていますから、そうした微妙なコンディションにあわせて査定のグラデーションをどういうふうに塩梅してゆくかが大事なのではないかと思っています。
ですから専門店と比べるとどうしても査定に時間はかかってしまいますが、その分丁寧な査定が可能になっています。
また、時間をかけて査定を進めてゆくと思わぬ相場の変動に気づけます。
最近、アメリカのパンク・バンド“The Misfits”の7インチが高騰しているという情報を小耳にはさんだので少し調べてみたところ、こちらの記憶している値段より桁が一つ、いや二つも増えていて大変驚きました。
“The Misfits”の初期のオリジナル7インチはこれまでも数万円で取引されているような高額盤ではありましたが、さらにその評価が上がったようです。もしお持ちでしたら、ぜひレコランにご相談、ご依頼くださるおと大変嬉しいです。
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